子育てはうれしいことや楽しいことばかりではなく、ときには悩んだり、孤独に感じることだってあります。
家族みんなが笑顔で心身ともに健康で過ごすためにも、ときには何かに頼ることも大事。
「the kindest mama」は、育児や家事、仕事を頑張る人たちのストーリーを通じて何かに頼ることへのネガティブな想いを減らし、愛するわが子の身体と心、家族の絆をつくる食育の大切さを伝える、世の中のママパパを応援するインタビュー企画です。
今月の「the kindest mama」は、1人娘の育児に奮闘するタレントのおのののかさん。
離乳食を進めているおのののかさんに、幼少期のお話や育児の悩みなどについて伺いました。
“負けず嫌い”の積み重ねがきっかけで芸能界へ
兄と妹がいる5人家族で、とても賑やかな家庭で過ごしました。
今でも体を動かすのが好きなのですが、幼少期の私はかなりおてんばで…
公園など外で遊ぶことが多く、顔にケガして帰ってくることも結構ありました(笑)
また、家族全員ご飯が大好きで、きょうだいで競うように食べていました。
学校では身長も高い方で、かなり男勝り。
給食のおかわりの牛乳をもらうため、男の子たちに交じってじゃんけんに参加していました。
そんな幼少期を過ごした影響か、負けず嫌いが常に根底にありました。
できれば、仕事も自分の成果が報酬につながるものがいいなと。
そんな時に出会ったのがビールの売り子のアルバイト。
歩合制で、売った分だけ稼げることが楽しくって。
頑張っているうちにどんどん結果が出るようになり、自分に自信が持てるようになりました。そのおかげで興味のあった芸能界に入る一歩が踏み出せたと思います。
結婚を機に変わった食事への考え方
独身時代は外食ばかりだったのですが、夫が水泳選手なのでアスリートフードマイスターの資格をとるために勉強したことがきっかけになり、家の食事の栄養について考えるようになりましたね。
また、結婚式の前にダイエットのために、管理栄養士に食事指導してもらったことも大きな経験になりました。
その指導してくださった方の方針が、ちゃんと食べるけどバランスを考えることで健康的にダイエットできるというもので。
食事の仕方がわかってダイエットも楽しくできました。
今も、タンパク質と鉄分はしっかりとれるメニューを意識して作っています。
直面した子育ての現実
子育てを経験された方はみなさんそうだと思うのですが、初めての育児はわからないことだらけ。
首が座っていないときは正しい姿勢がわからないし、長時間抱っこしていると手も腱鞘炎みたいになるし、外出してちょっと行動するのも時間がかかる。夜も3時間に1回は起きますし…と大変なことは言い出したらきりがないくらい。
お酒好きなので飲めないのもつらかったですね(笑)
そしてまさに今離乳食を進めているのですが、偏ったメニューしか食べてくれないのが悩みです。
夫婦ともに食事が好きなので、勝手に「子どもも食べるだろう」と思っていたけれど、ほんとうに全然食べてくれないんですよね。
気に入らないと全部吐き出されるのもきつくって。
ベビーフードにも頼りながら、自分を追い込まないようにしています。
でも、そんなときSNSで離乳食の悩みを投稿すると、多くのフォロワーさんたちが優しい言葉をかけてくれました。
「私もそんな経験ありました」や「このグッズつかうと便利ですよ」、「同じ育て方しても全然反応が違います」などいろんなことを教えてもらい、とっても励みになりました。
そんなメッセージを見ると、やっぱり人によって子育てって正解はないし、苦手に感じている人が他にもいると思うと、少し気が楽になりますね。
今は、挑戦する気持ち半分と期待しすぎない気持ち半分で、自分のペースで離乳食を進めようかなと思っています。
<プロフィール>
おのののか
タレント
「東京ドームのビール売り子 No.1 」として話題になり、バラエティー番組などで活躍。
プライベートでは、 2020 年に競泳選手の塩浦慎理(しおうら しんり)さんとご結婚、第一子が誕生。
現在、ママタレントとしても活動。
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