子育てはうれしいことや楽しいことばかりではなく、ときには悩んだり、孤独に感じることだってあります。
家族みんなが笑顔で心身ともに健康で過ごすためにも、ときには何かに頼ることも大事。
「the kindest mama」は、育児や家事、仕事を頑張る人たちのストーリーを通じて何かに頼ることへのネガティブな想いを減らし、愛するわが子の身体と心、家族の絆をつくる食育の大切さを伝える、世の中のママパパを応援するインタビュー企画です。
今月の「the kindest mama」は、昨年出産を経験し、最近離乳食を始めたタレントのおのののかさん。
子育て編では、生い立ちや子育ての悩みについて紹介。
今回の食育編では、カインデストが進める「赤ちゃんからの食育」について、MiL社員と対談しました。
━━━食育って国が定めている定義があるんですけど、食育の法律がある国は珍しいみたいですよ！健康を保つという考え方と日本の一次産業や食文化を守るみたいな考え方もあって…でも、忙しいママパパが毎日意識してすごすのって正直難しいですよね。
おのののかさん：そうだったんですね！確かに食育ってよく聞く言葉ではあるけど、いざ自分が実践するとなるとなかなか実感がわかないかも。
でも、日本の「いただきます」や「ご馳走様でした」という文化はすっごく好きです。日本の古くからの風習とかは興味がありますね。
━━━ 素敵です！そういうのってお子様が生まれてから興味をもつようになったんですか？
おのののかさん：もともと興味はあったと思います。
小さい頃、テレビで魚や肉を実際にさばく映像を見たことがあって、子どもながらに衝撃を受けたんですよね。
それ以降は食事をするときに、大切な命をいただいているんだなと思うようになり、食べるという行為をより大切にするようになりましたね。
━━━ そういった経験も踏まえ、お子様にはどのように食と向き合ってほしいですか？
おのののかさん：子どもも食べることを大事にしてほしいなって思います。
今は保育園に入れずに家で子どもを見ているのですが、いろいろと保育園や幼稚園を調べていると、園によって全然方針が違うことに気づいてとても面白いなって。
園に畑があったり、自分でとって食べたりとかそういう経験ができる園に預けたいなって思いますね。
━━━ 国の方針もあり、学校や園でも大なり小なり食育を学ぶ機会がありますもんね。とはいえ、食育を“自分ゴト化”するのって難しいですよね。いちママとして、赤ちゃんから食育が当たり前になるにはどんなことが必要だと思いますか？
おのののかさん：う～ん、難しい…
自宅でできることとして、料理をする前の食材を触らせたり、においをかがせてあげたりすることも一つかもしれませんね。
でもやっぱり、家庭に任せてしまうと差ができてしまう。
小学生の頃、たまに家庭科で調理をするのが楽しかった記憶があります。教育機関でもう少し食に触れる時間を増やしても良いかなと思います。
食育ってまだ慣れないし、重そう…みたいな雰囲気がある。もうちょっと身近に感じられるよう社会全体で取り組みがあれば良いですね。
━━━ありがとうございます。我々も「赤ちゃんからの食育」が定着するよう日々取り組んでいきます！最後に、子育てに頑張るママパパにメッセージをお願いします。
おのののかさん：楽しく食卓を囲んでほしいなと思います。
何を作るかや、子どもが食べるか食べないかもそうですが、その時間を大切にしてほしい。
自分もまさに育児の大変さを実感している身なので、「楽しんで」って簡単には言えないんですけど、それぞれの家庭にあった形で食育を進めてもらうのが良いのではないでしょうか。
正解はない、ゴールもないと自分に言い聞かせて日々過ごし、少しでも前に進んでいればそれで良いのではないかと思います。
世の中にはベビーフードや離乳食代行などいろんな便利なサービスがあります。
頑張りすぎるのも自分を追い詰めてしまうので、適度に頼りながら“楽しい食卓”を目標に一緒に子育てを頑張りましょう。
＜プロフィール＞
おのののか
タレント
「東京ドームのビール売り子 No.1 」として話題になり、バラエティー番組などで活躍。
プライベートでは、 2020 年に競泳選手の塩浦慎理（しおうら しんり）さんとご結婚、第一子が誕生。
現在、ママタレントとしても活動。
▶️Instagram：@ononono_ka
▶️Twitter ：@nyonyo_ka
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▶️アメブロ ： こちら
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