子育てを楽しむには”完璧を求めない”【栗原ジャスティーン】

人生は十人十色と言われるように、育児だって十人十色です。

子育てはうれしいことや楽しいことがたくさんですが、もちろん大変や悩むことだってたくさんあります。

でも、子どもや家族のために、社会のために、そして自分自身のために、くじけずに、また前を向き続けることが大切。

「the kindest mama」は、母としても、女性としても活躍する人たちのストーリーを通して世の中のママを応援するインタビュー企画です。



今日の「the kindest mama」はライフスタイルモデルとして活躍する 栗原 ジャスティーンさん。

昨年7月に長女ベイリーちゃんを出産。
今年の春には女性のためのライフスタイル コミュニティ「Schellin Fit」を立ち上げ、フィットネスをはじめ、様々な面から目標に向かってがんばる女性をサポートしています。

ライフスタイルモデルとして活躍するジャスティーンさんに、LAでの生活からインスパイアされた運動と食事のこと、また出産と育児を通して感じた女性の生き方についてインタビューしました。

“足りないものを補うこと”で心も身体もポジティブでいられる

日本ではあまり馴染みのない ”ライフスタイルモデル” という言葉。

私が”ライフスタイルモデル”を知ったのは、22歳にLAでモデル活動をしようと渡ったときでした。
アメリカではファッションだけでなく、自分の生活を発信したりする人たちのことを”ライフスタイルモデル”と呼んでいました。

日本にいたときは、モデル=細くないといけない、そのためにがむしゃらに減量したりジムに通っていました。ところが、LAにきて”健康美”とは運動して、正しく食事をすることが大切だということに気付かされたのです。

日本では”何かを削る”ことに目が行きがちですが、LAだと”足りないものを補う”という考え方が多くの人に根付いていました。「タンパク質がたりてないから、今日はたくさん摂ろう」とか、メニューではなく食べている食材、栄養まで意識を向けている人が多い印象でした。
フィットネス文化も全然違っていて、人びとの1日24時間のサイクルの中に運動もしっかり入っているんだな、と衝撃を受けました。

私は元々運動が好きだったのですが、肌が白くて細いイメージのモデルの理想体型と、日焼けしていて筋肉質なアスリートの体型は真逆で、そのことに葛藤を抱くときもありました。
だけどLAでは、モデルも一般の人たちも、しっかり身体を動かして、きちんと食べることで”健康美”をつくっていたのです。

数年くらい前までは、今みたいにSNSなども主流ではなかったので、「これをすれば痩せる!」「これさえ食べれば大丈夫!」みたいな情報ばかりが溢れてしまっていて、結局何が正しいのか分からず、モデル体型をつくることにがむしゃらになっていた時期もありました。

LAで自分が経験したことを、同じように悩む人たちに発信していきたい、という想いから、帰国後も日本で馴染みのなかった「ライフスタイルモデル」として活動をスタートしました。

発信を始めたときは、「モデルがフィットネスとか、増量とか言って嫌味なの?」というバッシングを受けたこともあります。
だけど、運動も食事も自分に足りないものを補うことで、心も身体もポジティブになれるんだ、ということを多くの人に知ってもらいたい、という想いが強かったです。

母になって考えるようになった私たちは何のために働くのか

出産して自分の中で変わったことは「完璧を求めなくなった」こと。

コロナ禍での出産もあり、自分だけではなく世界中の誰もが、健康や自分たちのライフスタイルについて考え直す機会になったのではないかと思います。
特に日本人は、世界的にみても勤勉なところがあるので、仕事を完璧にこなすことを優先しがち。運動でもそうです。

だけど、私たちは家族や自分自身の生活のために働いている。

LAだと、夕方5時までが仕事の定時なのに、4時くらいから道路が渋滞し始めます。
それは多くの人が、家族や自分の時間ファーストで、仕事はその次だ、という意識が強いからなのだと思います。

私自身、モデル活動を始めたのが中学生のときだったので、出産するまでずっと仕事をしていました。
任された仕事はきちんとこなす、やると決めたことは完璧にやり抜く性格だったので、文字通り、休むことなく働き続けていたと思います。

だけど今は、10分仕事を早く始めるくらいなら、ミーティングの時間を10分短くして家族との時間に充てたい。子どものために、仕事が完璧にできない日があっても仕方がない。

そう思える”心のゆとり”が自分自身に生まれたのかもしれません。

もう一つ気付いたことが、子どもがいる人(特に女性)にとっては、まだまだ日本だと働きにくい環境があるということ。

ママたちは(もちろん、中にはパパもいると思いますが)、朝起きて子どもの用意をして、やっと仕事をスタートできる!というときにはもう結構ヘトヘトです。

出産するまでは、ちょっと仕事が残っても残業したり徹夜したり、自分で自分の時間を管理できていましたが、子どもがいると予定が狂うのは日常茶飯事です。

なので、限られた時間でパフォーマンスは発揮しなければいけない。

時間のゆとりがないママにとって、育児も仕事も120%のパワーを発揮するのはとてもじゃないけどできません。そうなると今度は、キャリアアップがとてもハードルが高く感じられるのです。

最近は、コロナ禍でテレワークを推進する企業や都心を離れて暮らす人が一気に増えました。
これを機に働くママがもっと活躍できる社会になればいいなと願っています。

誰かと一緒だから、人は強くなれる

「Schellin Fit」は、何かの目標に向かって頑張る女性を応援するコミュニティです。

実はLAにいた頃から構想していて、7年越しの想いで実現させたプロジェクト。
あえて出産後に実現したのも、モデルのお仕事だと現場に行かなければできないですが、オンラインのコミュニティだったら家で子育てしながらでもできるからです。


もちろん、夫や子育てをサポートしてくれる商品やサービスに頼ったりすることも大事。
私も、家では明確な役割は決めずに、気づいた方が率先して家のことをしたり、忙しい時はアウトソースしたり、協力しながら家事や育児を行ないます。

コミュニティも同じ。人は誰かと一緒だと頑張れるものだと思うんです。
自分だけで決めた目標や約束は、簡単に忘れちゃったり、破ったりしませんか?

だから、クローズとのコミュニティにすることで、お互いサポートしながらそれぞれの目標に向かって頑張れる環境をつくろうと思いました。

特に、ここ一年はコロナ禍で人と会えなくて孤独に感じる人もたくさんいたと思います。
そういう人たちの拠り所となる場所にもしていきたいです。

これからも、フィットネスだけじゃなく子育てやビジネスなど、幅広いジャンルのコンテンツを発信することで、女性がもっと輝けるきっかけとなるコミュニティを目指しています。

「the kindest mama」profile

栗原 ジャスティーン
ライフスタイルモデル/実業家

1988年生まれ。
テレビや雑誌などのメディアを通して「美しさの多様性」を発信しており、現在は自身運営の登録者1000人を超えるオンラインフィットネスコミュニティ「Schellin Fit」が話題となっている。
アンダーアーマーのグローバルアンバサダーを務め、昨年7月に長女ベイリーちゃんを出産してからは子育てに対するポジティブな考え方が注目を集め、ママとしても活躍の幅を広げている。

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