おやつは楽しい!でも、選ぶ時間が負担に
こんにちは。the kindestで商品企画を担当している大塚です。
9歳、6歳、4歳を育てる、三児の母でもあります。
子どもたちは、おやつが大好きですよね。親子のコミュニケーションにおいて、
おやつはとても大切な時間だとしみじみ感じます。でも……
「これがいい!」と子どもが持ってくるおやつの原材料を見て、
そのすべてに心から「いいよ」と言えないもどかしさ。
親が安心できるシンプルな素材おやつでは、もう子どもたちが満足できなくなってきます。
一方で、スーパーに並ぶ一般向けのお菓子はまだ早く、
売り場を眺めても「選び放題」ではないことに葛藤がありました。
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たのしいはずの選択を消去法で決めるのは、親子にとって切ない現実です。
せっかく目を輝かせて自分の意思を伝えてくれているのに、葛藤疲れで、おやつ選びがだんだん負担に……
離乳期のおやつ選びもとっても大切だけど、
離乳食を卒業し、本格的におやつ時間が広がっていく幼児期こそ、もっと選択肢が必要なのではないか。
そんな思いが、「まるまるリングkids」企画につながっていったのです。
子どもの「食べたい」と親の「あげたい」を両立したい
2025年に発売をした「まるまるリング」(9ヶ月〜)は、
おかげさまで嬉しいお声をたくさんいただけるようになりました。
素材の味わいを大切に、不足しがちな栄養を補いながら、色や食感でたのしむ「まるまるリング」。
そのこだわりを、幼児向けにさらに進化させようとスタートしたのが今回のプロジェクトです。
ベビー向けのシリーズは、いわば「食材体験」を目的とした味展開でした 。
しかし1歳を過ぎると、子どもが自分で選ぶシーンが増えてきます。
だからこそ、子どもたちが大好きなフレーバーを、親も安心できる内容で作りたいと考えました。
お客さまアンケートの結果と、わたしたちが作りたかったフレーバーは見事に一致。
野菜の香りがしっかり伝わるよう、特殊技術で作られたパウダーを使用し、
王道の「コーンポタージュ味」と「やきいも味」に決定しました。
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すでに前身となる商品「まるまるリング」がある。
だからきっと、開発はスムーズに進むだろう——
そう信じていられたのは最初だけで、現実は想像よりずっと厳しいものでした。
「あと一歩」なのに、ゴールが見えない商品づくり
実際に開発を始めるとすぐに壁にぶつかりました。
お米スナックは、その特性上、練り込みだけで味を出すには限界があります。
一方、大人も満足できるスナックの「口に入れた瞬間のおいしさ」は、
フライや濃いシーズニング(味付け)によって作られていることがほとんど。
その製法を取り入れれば味の満足度は上がるのですが、
避けたかったジャンク感や酸化による風味の劣化問題も受け入れることになります。
目指すのは、フライにも濃い味付けにも頼らない安心スナック。
それでも子どもが「おいしい!」と夢中になる味を実現するため、
原材料の配合を数%ずつ変える微調整を繰り返しますが、納得のいく味になかなか届きません。
輪郭は見えているのに、最後の一歩が果てしなく遠く感じました。
転機になったのは、製造でご協力いただいている工場の方の一声でした。
もう手段がないのではと思うほど行き詰まっていたとき、
「この方法だったら……」と考案してくださった方法が見事にブレイクスルーにつながったのです。
最終候補の3パターンの試作品を前に、チーム全員が「これだ!」と同じ一つを指した瞬間、
信頼できるチームとものづくりができる喜びを感じました。
どんな年代にもフィットするおいしさを
三児の母として日々感じるのは、年齢の違う兄弟みんなが満足するおやつの難しさです。
幼児の入り口にいる1歳と、少年少女になりかけの5〜6歳では、求める体験も満足度も違います。
それでも、素材の味にしっかり満足感があれば、フライや強い味付けに頼らなくても、
みんなが笑顔になれるおやつは作れるはず。
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そんな思いで、1歳から楽しめることを前提にしながら、
少し大きくなった子どもでも「おいしい」と思える味を形にしたのが、まるまるリングkidsです。
the kindestとしては初めて、三連パッケージにもチャレンジしました。
食事の延長のような安心感がありながら、お腹にたまりすぎない軽さで、
さまざまな年齢の子どもたちが楽しめるように設計しています。
おやつを楽しんで、そのあとも次の食事を気持ちよく迎えられる。
そんなポジティブな循環が、子育て家族の毎日の中に自然にフィットしていくことを願っています。
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