「赤ちゃんからの食育」始めませんか

〜the kindestが考える”食育”とは〜

the kindestについて

the kindestは「赤ちゃんからの食育=人生最初の1000日のサポート」を目指し、ベビーフードから始まったブランドです。これまで、200万食を通して、多くの子育て家族と関わってきました。

子どもの食と向き合うと、たくさんの悩みや不安、疑問が出てきますよね。さまざまな意見や考え方があり、迷ってしまうことも多いと思います。今回はthe kindestが考える「赤ちゃんからの食育」について、その根底にある考え方を紹介していきます。

なぜ、赤ちゃんから食育が必要なのか。食育が、お子さまの人生にどう影響していくのか。お子さまだけでなく、家族みんなが豊かになる「赤ちゃんからの食育」。

一つひとつ、一緒に見ていきましょう。

国が定義する食育とは

この記事を読んでいる方の中には「お子さまが生まれてはじめて離乳食や栄養などについて考えた」という方もいらっしゃるかもしれません。

その上で、「食べ物の好き嫌いなく育ってほしい」「栄養を過不足なくきちんととってほしい」など、漠然としたお子さまの食に対する思いがあるのではないでしょうか。

2005年に食育基本法が施行され、少しずつですが「食育」という言葉が知られるようになってきました。農林水産省の定義によれば「食育」とは、「生きる上での基本であって、知育・徳育・体育の基礎となるものであり 、さまざまな経験を通じて食に関する知識と食を選択する力を習得し、健全な食生活を実現することができる人間を育てること」とのこと(農林水産省「食育の推進」より)。

なんだか少し、難しいですね……!
上記の定義をみると、食育とは、「食に関する知識と、食を選択する力を習得すること」をいうようです。
そして食育は、「知育・徳得育・体育の基礎となるもの」とありますから、どうやら子どもに教育として行うべきものだということは、なんとなく想像がつきます。

ただ、「食育が大切なのはわかるけど……」「食育をしましょうと言われても、何をすればいいのかわからない」そんなママパパも多いのではないでしょうか。

食育そのものを考える前に、一度視点を「人生」に向けて、考えてみましょう。

一人ひとりの豊かな人生が、“well-being”な社会をつくる

とても壮大な話からスタートしてしまいますが、聞いてください。

私たちthe kindestは、「一人ひとりの豊かな人生を、食を通して応援することで、well-beingな社会を実現したい」と考えています。

“well-being”——。最近さまざまなところで聞くようになりました。
世界保健機構(WHO)では、well-beingを「個人や社会のよい状態」と定義しています。

社会というと、少し遠い話のような感覚になるかもしれませんが、社会は個人の集合体です。
一人ひとりが豊かな人生を送ることは、個人の集合体である社会の豊かさにも通じるのではないか、そんなふうに私たちは思うのです。

では豊かな人生ってなんでしょう。そのためにはどんなことが必要なのでしょう。
the kindestでは、二つのステップが大切であると考えています。

ステップ1:日常の幸福、感動、やりがいなどに気づく・見つける
豊かな人生は、特別なものではありません。ありふれた日常の中で見つける小さな感動や、夢中になれるやりがいがあるだけで、いくらでも豊かに広がっていくものです。

幸福、感動、やりがいや生きがいを感じられる種は、実は日常にたくさん転がっています。
例えば、「朝起きて、太陽の光がたっぷり浴びられる」、「朝ごはんの卵かけご飯がおいしくて感動する」、「今日も我が子の寝顔がかわいい」など……
見落としがちですが、そんな些細な幸せや感動に自ら気づく、見つける大切さが、心の豊かさにも繋がっているのです。

ステップ2  その気付きを、日々継続していく
ステップ1のような気づきをコツコツ継続していくことも、豊かさの実感につながることだと思います。
日々継続していくためには、自分自身と社会の状態、どちらにも目を向ける必要があります。

①自身の心とからだが健康な状態
小さい幸せや感動
は、日常が忙しすぎてストレスが溜まっていたり、体調が悪かったりすると、つい見過ごしてしまいます。特に小さなお子さんと生活していると、毎日が本当に忙しくなりますよね。赤ちゃんは一人では生きていけませんから、ママパパは赤ちゃんに全集中。常に子どもの心と健康のことが最優先。どうしても目先のことが優先になり、ママパパ自身の心とからだの健康については、つい後回しになってしまいがちですが、ご自身あっての、育児です。心とからだの労りは、ぜひ意識してみてくださいね。

②社会や環境が持続的に回っている状態(サスティナビリティな状態)。
当たり前のことですが、おいしくて感動している朝の卵かけご飯も、農家さんがお米を作ってくれて、卵を育ててくれる人がいなければ成り立たないのです。日々の些細な幸せや感動は、実は、自分以外の誰かが作ってくれた環境のおかげ。「当たり前」が継続し続けられる状態があってこそ、日々の気づきが継続できるのです。

日常の小さな感動は、人によってさまざまです。子どもの笑顔かもしれないし、ふと耳にした音楽かもしれないし、運動で得た心地よさかもしれません。その中でも、the kindestは、日常の中でもっとも身近な「食」を大切に考えています。
そして特に、食の大切さと向き合う子育て家族とともに、豊かな人生の実現に尽力していくことを目指しています。

“赤ちゃんからの食育”が子育て家族を豊かにする

子どもが生まれ、子育てが始まる時期は、ママパパの価値観がガラッと変わるタイミングでもあります。
例えば、パパが子どもが生まれたことがきっかけで、ずっと吸っていたタバコをやめる。長年の習慣が、子どもの存在によって変化するって、すごいことですよね。


また、子どもが生まれたことで、見える世界が変わったと実感されることもあるのではないでしょうか。
ベビーカーで出かけて初めて気づく、道の狭さやエレベーター動線の複雑さ。一方、お散歩の際に我が子が指差した先に目を向けてハッとした、満開のツツジの美しさ——。

こんなふうに、子育てを通して、日々さまざまなことに気づいたり、学んだりしながら、人生を豊かに広げていると思うのです。

そしてそれは、食においても同じです。

素材そのものの味わいを大切にする離乳食を通して、この野菜ってこんな味だったっけ……と気づいたり、薄味を心がけたことで、自然と家族の体調が良くなっていくようなこともあるかもしれません。
これまではご自身のためだけに選択していた食から、愛する我が子の豊かな人生を支えるための食に意識を向けたとき。食の大切さや尊さの発見は、赤ちゃんに対する食を通じて、ママパパの豊かな人生にも影響を与えていくはずです。

赤ちゃんがお腹に宿ってから最初の1000日は、将来の食習慣を決め、それがその子の将来のライフスタイルを作る大切な時期です。食育を赤ちゃんの頃から学び実践していくことは、まさに、その子自身の生涯のwell-beingに直結しているのです。

the kindestと一緒に”赤ちゃんからの食育”を始めませんか?

the kindest(カインデスト)は、商品・サービスを通して、子育て家族に日々の幸福や感動・やりがいに気づいていただくこと、そしてそれを継続できるよう子育て家族の人生に寄り添うことを大切にしています。

離乳食づくりの課題を解決するベビーフードや、幼児期の栄養補給を応援するまんてんシリーズ等、専門家とともに、心とからだの健康・家族の余白と笑顔に直結する多くの商品を開発してきました。

また、商品だけでなく、2024年には、赤ちゃんからの食育をトータルサポートする「食育プログラム」もリリースしました。
子どもの食、発育を重視した専門家監修商品のお届けに加え、専門家による講座が盛りだくさん。いつでも相談できるご家族専属のカウンセラーがつき、それぞれのご家庭にあった”食育”に伴走します。

もしこの記事に興味を持たれた方、食育の無料カウンセリングを受けてみたいという方はこちらから。非常に大切な人生最初の1000日、そしてそこからずっと続いていくお子さまとご家族の人生に、ぜひお役立てください。

「赤ちゃんからの食育」を通して、お子さまの健やかな心身の成長だけではなく、お子さまとママパパも含む子育て家族の皆さまが、食からより豊かな人生を楽しむことを願っています。

参考:
農林水産省「食育の推進」 https://www.maff.go.jp/j/syokuiku/plan/4_plan/index.html
Unicef 「人生最初の1000日」  https://www.unicef.or.jp/cooperate/company/takeda_first1000days/
国立健康・栄養研究所,令和元年度 子ども・子育て支援推進調査研究事業 妊産婦のための食生活指針の改定案作成および啓発に関する調査研究報告書,2020